病歴・就労状況等申立書・心疾患サンプル【九州在住・Dさんの病歴】

障害年金では、病歴・就労状況等申立書の内容も審査材料になります。
ここでは「心疾患」で障害年金を請求された方の病歴見本を紹介します。

●上記病歴の全文


〔傷病名:洞不全症候群〕 発病日:平成27年1月頃 初診日:平成27年1月31日


●発病していない(平成27年1月頃〜平成27年1月頃)
平成27年1月頃、会社の健康診断で心電図に異常があることを指摘された。しかし自覚症状がなかったため、医師の診断は受けないでいた。その後、数カ月間は普通に暮らしていたが、自宅で食事をしている最中に突然、意識を失い、倒れたまま起き上がることができなくなったため救急車で病院に運ばれた。


●九州総合病院(平成27年1月31日〜平成27年2月頃)
検査を受けると、洞不全症候群であることが判明した。医師からは、このまま放置すれば、ふたたび失神する可能性があり、最悪は生命を落としかねないためペースメーカーの装着が必要であると告げられた。即日、入院し対症治療、手術準備を経て、平成27年2月12日にペースメーカーの装着手術を行った。


●九州医療センター(平成27年2月頃〜平成27年7月頃)
手術後は数日ベッドから動けない状態であったが、徐々に回復し平成27年2月26日に退院した。医師からはペースメーカーが固定するまでは左手を大きく動かさないこと、できるだけ疲労をためない生活を心がけるよう指示された。退院後は、2か月ほど自宅療養していたが、5月頃からリハビリ的に勤務を開始、7月から本格的に仕事に復帰した。


●九州医療センター(平成27年7月頃〜現在)
その後は経過観察のため1〜2カ月に1回のペースで受診することとなった。術後の経過は比較的良好だが、激しい運動ができないこと、電波の強いところには近づけないこと、過重労働ができないことなどの制限があり、毎日の生活に支障が出ている。仕事については、以前のような営業職は困難なため、デスクワークを中心とした事務所に配置転換してもらい、さらに残業もしないように配慮してもらった。しかし、それでも現在は身体の倦怠感、疲労感が強く、季節の変わり目などには、めまい、気分不快、胸痛がみられる。仕事を終え家に帰ると疲れから何もできなくなるため、できるだけ体をやすめ、身の回りのことは家族に援助してもらっている。










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