健康診断で異常が発見された場合の初診日


障害年金では、健康診断で異常が発見されたときは、健康診断日が初診日となります。しかし、これは、あくまでも原則論です。


健康診断で異常が出たからといって、必ず、そこが初診日となるわけではありません。


腎臓疾患を例に出して解説しますと、たとえば、健康診断で尿蛋白が指摘されたとします。しかし尿蛋白は、腎臓疾患を持たない人でも過労などからよく出るものです。


ですから健康診断で尿蛋白が出たからといって、そこが必ず腎臓疾患の初診日となるわけではありません。


審査を行う認定医が提出された健康診断書をみて、何年、継続して尿蛋白が出ているのか、血液など他の数値はどうなっているのかなどから、総合的に判断し、健康診断日が初診日としてふさわしいと判断した場合は、健康診断を受けた日が初診日となります。


これについても一度、請求してみないとわからないというのが現実です。







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